http://www.ejinsight.com/20150706-tai-wai-womans-iphone-6-plus-explodes-while-being-charged/
ニュース記事はこちらですが、全部英語です。
以下要約。
香港在住の台湾人女性ツァンさんが、深夜1時ごろに128GBモデルのiPhone 6 Plusを充電した状態でベッドの隣の机に置いて就寝したところ、翌朝8時ごろに大きな爆発音が聞こえて机の上に置いていたiPhone 6 Plusが炎上していたとのこと。幸いにもツァンさんにケガはなく、すぐに枕を使って消火したため、火は燃え広がることなく済んだようです。蘋果日報は香港初のiPhone 6 Plusの爆発事故である、と述べています。
爆発した現物。ボディが発火による熱で溶けてしまっているのがわかります。
ツァンさんは出力1AのiPhone 6 Plusに対して出力2.5AのiPad用の充電器から充電したと話していますが、Apple StoreのiPad用USB電源アダプタの対応端末にはiPhone 6 Plusが含まれているため、ユーザーによる不適切な充電状況だったとは言えなさそう。香港理工大学機械工学科のLo Kok-kung氏は今回の爆発事故について「回路のショートなどで充電中のスマートフォンの自動カットオフ機能に異常を来すと、時として過充電を引き起こしてバッテリーが過度に高温になることがあり、爆発の原因になることがあります」と指摘しています。
2:00過ぎのところで爆発、炎上します。
「表示が100%を過ぎた状態でも、バッテリーを充電し続けることを『過充電』といいます。実は、100%になってもスマホを充電器につないでおくことで、端末は充電と放電を繰り返しています。このようにフル充電で充電し続けると、バッテリーを劣化させ電池の減りを早めます。正しい充電方法は、100%になったらすぐに充電器から取り外すこと。とはいえ、常に携帯をチェックしているわけにもいきませんから、『Battery Doctor』のような、フル充電になったことを知らせてくれるアプリを使うのもひとつの手ですよ」
電池に熱を加えすぎないこと
頻繁な充電は禁物
充電を終えたら、ACアダプター・モバイルバッテリーは外そう
急速充電もできれば使わない
通信を頻繁に行ったり、CPUやグラフィックチップに負荷をかけるゲームや動画アプリを起動していると、本体が発熱してしまいます。このようなアプリを実行中、当然スマホを流れる電流量も増えるので、電池そのものも発熱します。
そんな状態で充電を始めてしまうと、本体・電池ともに余計に発熱してしまいます。このような状態が長く続くと、電池の劣化を早めてしまうのです。
なので、発熱につながりやすい処理を行う動画再生時やゲームプレイ時などは充電しながら使わないこと、自動車の中など高温になりやすい場所に放置しないことは心がけて欲しいところです。
●過充電しないよう対策された機種
・スマホが満充電になると、充電器を挿したままでも充電がストップし過充電しないタイプの機種があります。
特に日本製のスマホがコレに対応しているものが多くあります。
・これに対応している機種であれば、寝ながら充電しても問題はありません。
・用意するモバイルバッテリーは容量がスマホの容量より少ない物を用意します。
可能であれば容量の違うモバイルバッテリーを複数用意すると良いでしょう。
・寝る前に現在のバッテリー容量を確認します。
そして、そのバッテリー残量に適したモバイルバッテリーで充電しながら寝るだけです。
・私が持っているモバイルバッテリーは満充電後、充電はストップしているタイプなので、朝起きたあとはモバイルバッテリーは充電させて寝るまで放置しております。仮にモバイルバッテリーが過充電で劣化したとしても買い直せば良いだけだと思っております。
高性能、高品質。高い実績と信頼性から、根強い人気がある「真面目なモバイルバッテリー」
モバイルバッテリーの質がスマホの寿命を縮めるかもしれません。